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住建事業部 製造企画・技術部
製造技術開発
グループ
工学部応用化学科卒 2021年入社
2021年~2023年 建材生産センター
生産管理・技術開発部 ALCグループ
入社以来、ALC(軽量気泡コンクリート)の研究・開発に携わっています。副資材に関するBCP(※)検討を担当しました。複数の原材料から構成される副資材について、それぞれの影響を丁寧に分析し、品質変動要因やリスクの明確化に取り組みました。原料を細分化して捉える視点や、製造業におけるBCP(事業継続計画)・品質規格の重要性を学び、技術者としての基礎を培いました。
2023年~ 建材生産センター 生産管理・技術開発部 ALCグループ(現:住建事業部 製造企画・技術部 製造技術開発グループ)
原材料のコストダウンや低炭素化の検討を担当しています。性能を維持しながら大規模なコスト削減を実現するとともに、低炭素化条件の確立にも取り組みました。各種評価手法の習得に加えてスケールアップ検証や特許出願にも携わり、技術だけでなく事業視点も磨いています。
※BCP(事業継続計画):地震などの災害、感染症、テロなどの緊急事態が発生した場合でも、損害を最小限に抑え、企業が重要な業務を継続し、早期復旧を図るための計画。
01
ものづくりに携わりたいと考え、メーカーを中心に企業研究を行いました。旭化成は、素材、住宅、建材、ヘルスケアなど幅広い事業を展開しており、化学の枠にとどまらない多様な領域に挑戦している点に強く惹かれました。事業領域が広いということは、自分が携わる製品が社会のさまざまな場面で人びとのいのちとくらしに貢献できる可能性があるということです。旭化成ならではの社会への提供価値の大きさに、大きな魅力を感じました。
また、挑戦を重んじる企業文化が、自身の成長とキャリアの可能性を最大限に引き出してくれると感じたことも、入社の決め手となりました。学生時代には、化学を社会に応用し実用化につなげるという応用化学科の理念に惹かれ、有機合成化学の研究に打ち込みました。研究を通して培った粘り強さや、最後まで諦めずに追究する姿勢は、現在の業務にも大いに活かされていると実感しています。
02
日本で導入されて50年以上の歴史を持つALCは、優れた強度と耐久性を備えた建材です。私は技術開発職として、ALCの製造条件の最適化や品質向上に取り組むとともに、安全・安定供給の実現に向けた技術テーマの検討に取り組んでいます。現在、特に注力しているのが、GHG(温室効果ガス)排出量削減に向けた研究開発です。製品の性能や品質を維持しながら、製造過程でのGHG排出量を削減することで、事業の持続性向上と市場競争力の強化につなげることを目指しています。GHG排出量と製品性能・品質は基本的にトレードオフの関係にあるため、検討初期は思うように性能が出ず、先の見えない状況に悩むこともありました。しかし、要因を一つずつ分解し、「なぜ」を重ねながら仮説検証を繰り返すことで、課題解決の核心に近づくことができました。原因を突き止められた瞬間の達成感は、大きな喜びです。GHG排出量の削減は企業の社会的責任であり、極めて重要なテーマです。若手でありながらこのような重要な業務を任されていることに、大きなやりがいを感じています。
03
建材と聞くと土木や建築分野のイメージが強く、化学を専攻してきた私にとっては当初、意外な配属に感じられました。不安もありましたが、実際に業務に携わる中で、その印象は大きく変わりました。ALCに含まれるトバモライト結晶と微細気泡の生成にともなう材料設計には高度な化学的知見が不可欠であり、これまで培ってきた化学の知識を存分に活かせる分野だと実感しています。特に印象に残っている経験は、3年目に担当した原材料のコストダウン検討です。原料製造工程における生石灰の焼成時間短縮と温度低減に着目し、検証を進めました。その結果、大幅なコストダウンを実現することができました。取り組みにあたっては工場担当者と連携しながら製造技術への理解や知見を深め、試験段階から導入まで、製造プロセスや製品性能に問題がないかを丁寧に確認しました。さらに、上司の指導のもと新たな試験方法を提案・採用し、品質への影響がないことをデータで裏づけました。若手にも裁量があり、自ら考えた提案を積極的に受け止め評価してもらえる風土があるからこそ実現できた取り組みだったと感じています。事業収支にもインパクトを与えることができた、意義深いチャレンジでした。
04
引き続き幅広い技術知見を習得・蓄積し、将来的には中長期的な視点で技術開発を主導できる人財を目指しています。これまでは、目の前の課題に集中するあまり視野が狭くなってしまうこともあったと感じています。今後は長期的なゴールを見据えながら、各段階で的確な判断ができるよう、より俯瞰的な視点で検討を進められるようになりたいと考えています。また、コミュニケーション力をさらに磨き、リーダーとしてチームを牽引する役割にも挑戦していきたいと思っています。車で通勤する途中、旭化成のヘーベルハウスを見かけると誇らしい気持ちになります。自分たちが開発・改良に携わっているALCが実際の住宅として街に並び、人々の暮らしを支えていることを実感できる瞬間です。
難易度の高いテーマにも前向きに挑戦し、粘り強く取り組んでくれています。研究の現場では、期待どおりの結果が得られないことも少なくありませんが、壁に直面しても決して投げ出すことなく、実験を重ねながら解決策を探り続けています。こうした姿勢は、彼の大きな強みです。また、若手の中心的な存在としても、日頃からムードメーカーとして職場を明るくしてくれています。これまでは一人でテーマに向き合う場面が多かったですが、今後はチームで挑戦する機会も増えていくでしょう。メンバーをまとめ、チームを牽引してくれる存在へとさらに成長してくれることを期待しています。
ウイスキーが好きで、さまざまな銘柄のボトルをコレクションし、並べて楽しんでいます。休日には蒸留所やバーを巡ることもあります。同じ蒸留所のものでも、時代が違えば味わいも異なるのがウイスキー。微妙な樽の違いも味わっています。また、工場では月に一度ほど部署の仲間と飲みに行くなど交流も活発です。春には数百人規模のバーベキュー大会もあり、仕事以外でも人とのつながりを感じられる環境だと思います。