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延岡設備技術総部 延岡第二設備技術部
第二電気技術課
電子制御工学科卒 2006年入社
2006年~2007年
技術企画室
業務に必要な技術や知識をじっくりと学びました。工場訪問や電機メーカー研修の機会もあり、知見を広げることができました。当時の配属先では、久しぶりの新人ということもあり、手厚く育成していただいたと感じています。とてもありがたく、今でも感謝しています。
2008年~2011年
不織布工場 保全課
不織布工場の保全業務全般を担当しました。入社3年目ながら工場の電気主任技術者に選任され、工場全体を俯瞰する視点で業務を考えるようになりました。それまで以上に、電気設備を安全かつ安定的に運用することの重要性を強く意識するようになった時期でもあります。
2012年~2018年
延岡第二設備技術部
第二電気技術課 不織布工場
この頃ベテランの社員の定年退職もあり、自分に求められる役割や責任が大きくなっていくことを実感しながら、保全業務に取り組みました。日々がむしゃらに現場と向き合う中で、技術力だけでなく、マネジメントスキルも大きく成長したと感じています。
2019年~2023年
延岡第二設備技術部
第二電気技術課 不織布工場
係長となり、グループのとりまとめを担当するようになりました。人を動かしながらプロジェクトを推進する難しさを実感しました。同時に、人を育成することが自分自身の成長にもつながることを学びました。
2024年~
延岡第二設備技術部
第二電気技術課 ベンベルグ工場
ベンベルグ工場の電気設備保全を担当しています。長い歴史を持つ工場であるため、設備一つひとつの状態や特性を的確に把握しながら、生産設備の安定稼働を支えることが私のミッションです。また、DX推進による業務効率化にも取り組み、より安定した保全体制の構築を進めています。
01
中学生まで陸上部に所属していたこともあり、子どもの頃からスポーツウェアを選ぶ際には、吸湿性や速乾性といった機能に注目してきました。そうした中で、繊維にはさまざまな種類があることを知り、次第にアパレルや繊維分野に興味を持つようになりました。旭化成に関心を抱いたのも、そうした繊維のイメージがきっかけです。特に強く印象に残っているのが、中学生のときに鹿児島の実家から延岡まで足を運んで見学した「ゴールデンゲームズ」というイベントでした。旭化成陸上部が協賛する市の陸上競技大会で、会場全体の熱気や一体感は今でも鮮明に残っています。就職活動の時期に旭化成という社名を目にしたとき、脳裏に甦ってきたのは、地域とともに盛り上がるあの光景と、それを支えていた旭化成の存在でした。繊維業界で働くなら、地域に根差しながら挑戦を続ける旭化成の一員として挑戦したいと考え、入社を決めました。
02
再生セルロース繊維・キュプラの『ベンベルグ®』は、洋服の裏地など幅広い用途で使われています。その生産を支えるベンベルグ工場において、受配電設備やモータ、インバータ、照明設備など多様な電気設備の保全を担うことが私のミッションです。ベンベルグ工場は、長い歴史の中で培われてきた設備と技術が息づく生産拠点です。その分、設備一つひとつの特性を理解し、最適な状態を維持し続けることが求められます。電気設備が安定して稼働することは、『ベンベルグ®』の安定生産を支える重要な基盤です。万一、電気設備が停止すれば生産全体が止まり、大きな損失につながるため、迅速な対応も欠かせません。そこで力を入れているのが、“攻めの保全”です。不具合が発生してから対応するのではなく、設備故障の兆しを捉えて未然に防ぐことを重視しています。また故障をただ直すのではなく、再発を防止するために設備構成そのものを見直すこともあります。こうした先手の取り組みによって、設備故障を未然に防止し安定生産を支えています。電気は、使えて当たり前の存在と思われがちですが、その“当たり前”を守る電気保全の仕事に誇りを持っています。
03
今も強く印象に残っているのが、入社4年目の出来事です。電気盤に不具合が発生した際、当時の私は知識不足から原因の特定を誤り、その結果、ある部品が破損してしまいました。慌ててメーカーに連絡し交換を依頼したものの、「納品まで1カ月かかる」と告げられ、長期の生産停止につながりかねない非常に厳しい状況に直面しました。その状況を受け、部長はその日のうちに県外にあるメーカー本社まで直接足を運び、膝詰めで納期短縮の交渉を行ってくれました。その結果、短期間での納品が実現し、最悪の事態は回避されました。お礼を伝えると、部長は「上司として当然のこと。現場対応をよく頑張った」と声をかけてくれました。その姿を通じて、「責任を取る」というのは言葉だけではなく、自ら動いて示すことなのだと強く感じたのを覚えています。この経験から、私もいつかこの部長のような上司になりたいと考えるようになりました。今の自分がどこまで近づけているかはわかりませんが、部下には思い切って仕事を任せ、そのうえで何かあれば自分が前に立って責任を引き受ける。そんな姿勢を大切にしながら、今も日々試行錯誤を続けています。
04
ベンベルグ工場は長い歴史を持つ生産拠点ですので、今後を見据えた設備の刷新や機能強化について検討を進めています。将来的には、地区全体をマネジメントする経営職として、特定の工場にとらわれることなく、全体を俯瞰した視点で改善に取り組んでいきたいと考えています。また、そうした取り組みの成果を全国各地の工場とも共有することで、旭化成全体の業績向上にもつなげていきたいと思っています。入社4年目に長期生産停止の危機を救ってくれた部長をはじめ、これまで私を指導してくれた上司の姿は、今も私の中に強く残っています。それぞれの上司の良いところを吸収し、自分なりに咀嚼しながら、私が考える理想の経営職像を築いていきたいと思っています。電気設備の担当ではありますが、今後は電気に限らず周辺分野についても積極的に知見を広げ、より広い視点で事業貢献できる技術者を目指していきます。
卓越した技術力を備えていることに加え、常にチームメンバー全員への目配り・気配りを欠かしません。気づいたことがあればすぐに声をかけるため誰からも厚く信頼され、それがチーム全体の安定感ある組織風土にもつながっています。背景にあるのは、何事も貪欲に吸収しようとする高い向上心と好奇心でしょう。メンバーにとっての素晴らしいお手本であることは間違いありません。今後は電気という枠にとらわれず、機械や土木などさまざまな領域にも精通した、オールマイティな技術者になってくれることを期待しています。
子どもが幼いこともあり、休日は公園や河原などで一緒に過ごしています。延岡市は自然も豊かなので山や川、海で遊ぶことも多いです。子どもが生まれたときにはもちろん育児休業も取得しましたが、今振り返ると、もう少し長く関われたらよかったと感じています。子どもと向き合う時間が増える中で、子育ての大変さを実感すると同時に、妻と支え合い、思いやる気持ちがより強くなっていると感じています。