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募集職種

ビジネスパーソンとしての視野が広がる、グローバルな舞台があるINTERVIEW

  • 2017年1月1日 キャリア入社
    入社2年目/33歳
  • 石化・樹脂事業
    営業系職 材料営業担当

国内外を問わず、
多様なニーズを持った
顧客に製品を提案する

私は耐熱性が高いエンジニアリングプラスチックの1種であるザイロン(TM)を扱う営業部門に所属し、顧客に対する提案活動やマーケティングを担当しています。ザイロン(TM)は旭化成の商標であり、正式名称を変性ポリフェニレンエーテルと言います。幅広い用途に対応できるため、自動車の電装部品や家電の内部部品などを中心に、さまざまな工業製品で活用されている製品です。営業メンバーそれぞれが特定の注力業界・注力顧客を持って提案活動を進めていることが特徴です。顧客はグローバルに展開している企業も多く、全国各地や海外にある開発・生産拠点に出張して現地の決裁者や購買担当者、技術者と商談を進めることも珍しくありません。商談が技術寄りの話になることが予想される場合は技術部門のエンジニアにも同行を依頼します。また、中長期的な営業戦略を立案するための情報集取・市場調査といったマーケティング活動も重要であり、調査内容を分析し、資料化して部門内に共有するといった業務も並行して行っています。日本国内だけでなく、アメリカ、ヨーロッパ、東南アジア、中国などの海外販社と連携して営業戦略を推進するためのマネジメント業務も任されています。

「素材」から「最終消費財」
まで、モノづくりを
グローバルに手がけられる
旭化成に魅力を感じた

以前は印刷会社の営業職として約9年半、食品メーカーに対するパッケージ等の企画提案を担当していました。経験を積んでいくうちに、短期的な成果を追い求めるだけの仕事ではなく、より幅広い視野を持ってグローバルに活躍できる仕事にチャレンジしたいと考えるようになりました。この業界を選んだきっかけは、モノづくりの最上流を支えている「素材」の世界に興味を持ったことがきっかけです。転職活動を始めて数社の選考に進みましたが、最終的には「素材」から「最終消費財」までの幅広い事業分野をグローバルに手がけている旭化成を選びました。旭化成の名前は子どもの頃からテレビCMなどで馴染みがあり、前職の取引先の一社だったこともあって事業や仕事の内容をイメージしやすかったことも決め手になりました。すでに入社から1年以上が経ちましたが、耐薬品性や強度といった顧客のニーズを想定したデータを事前に用意し、重要顧客に対しては上司や技術部門を巻き込んで商談をするといった工夫を重ねることで、未参入だった顧客を開拓するという成果を挙げることもできました。グローバルな供給力や高い技術力に加えて、部門やポジションを超えて協業できる文化や体制があり、顧客に対するきめ細かな提案・フォローができることは、旭化成の大きな強みであると考えています。

世界的な経済や社会の動きが、
自分の仕事に直結する醍醐味

旭化成での営業活動は前職と比べて提案から受注・納品までのスパンが長く、扱っている金額も10倍以上になりました。加えて、新聞やテレビで取り上げられるような経済ニュースや社会情勢が自分の仕事に直結することが多くなり、スケールの大きな仕事を手がけているという実感があります。さらに、マーケティング活動をもとに独自の営業戦略を立て、新しい販路を広げていける裁量もあり、転職前に考えていた「幅広い視野を持ってグローバルな仕事をする」という思いを叶えることができました。しかし一方で、知識やスキルに関してはまだまだ足りないと感じています。異業種に移るということで業界や素材の知識に関しては入社前に力を入れて学んだつもりですが、1年以上経った今でも知らないことがたくさんあります。また、商談や会議など、社内外を問わず英語を使う機会が多いため、語学力を向上させていく必要もあります。上司や同僚など、周囲の人たちと気軽に相談できる環境ですが、学び続けていく姿勢が重要であることは間違いありません。今後は現在注力している業界・テーマで成果を上げることが目標ですが、将来的には海外拠点や幅広い樹脂を扱う自動車材料営業部などで仕事をすることで、会社全体を俯瞰できる視点を養っていきたいと思います。